【初心者に優しい】業務で使って感じるPHPの良い点・悪い点

  • 2018.12.20
  • PHP
【初心者に優しい】業務で使って感じるPHPの良い点・悪い点

IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!

 

仕事で使っているPHPについて、使用歴4年のカシワが評価していきます。

まだPHP歴4年で、「ペーペーが何言っている??」と言われるのを覚悟で、ありのままを伝えていけたらなと思います。

 

そもそも、PHPで何やってるのか?ですが、カシワはECサイトの機能を開発したり、保守したりしてます。

それを4年間です。

 

PHPを長年やっている人は、「そうそう!」とか、「こうすれば、良いのに」、「まだまだ、わかってないな」など、一緒にPHPについて、共感してくれたり、考えてくれたりしてもらえればと思います。

これから、PHPを使ってみようと考えている人や、プログラミング初心者の方も、「PHPはこんな感じなのか」や、「カシワもできんだから、自分もできるんじゃね?」って思ってもらえれば、嬉しいです。

 

PHPの良い点

PHPの良い点と思った3つをあげていきます。

仕事で使っているのを思う出しながら、「この点がいいな」というところです。

 

習得までの敷居が低い

PHPの良い点としては、一つ目は、簡単に習得できるところです。

「カシワも習得することができたから」と言っても、根拠はあまりありませんが、カシワでも習得はできました!

ネットをよく見ていても、「簡単だ」とか、「初心者は、PHPから始めると良い」などよくあります。

カシワも、一部賛成です。(ほんと一部です)

文法がほかの言語よりも比べると簡単だったり、変数を取り扱うのも、何か宣言することなく、自由に変数を登場させて値を突っ込むことができます。

そのため、初心者の人でも、とっつきやすく、とりあえず動かしてみるプログラムなら、そこまで苦労することもなく、作れるはずです。

 自分で書いたプログラムが動くという体験から、やる気が出て、どんどんプログラミングにのめり込んでいくという流れを作りやすい のがPHPだと思います。

 

WEBに特化

2つ目の良い点としては、WEBに特化しているところです。

PHPは、HTMLととても相性が良く、動的なWEBページを作成することが得意中の得意な言語です。

掲示板や、CMS(Content Management System:htmlやcssをよく知らなくても、ホームページを更新することができるシステム WordPressや、はてなブログなど)、ECサイトにもPHPはよく使われています。

有名なとこでは、WordPressや、FaceBook、ぐるなびなどもPHPで動いています。

 

有名なプログラミング言語

3つ目の良い点は、世界的にも有名なところです。

有名ということは、ニーズがあり、仕事がたくさんあるということです。

これから、カシワもフリーランスSEとしてやっていく上で、仕事がなければ収入0です。

ニーズがあるので、 仕事の内容も選びやすい ということです。

次に契約する仕事の内容は、ゲーム系の開発にしようとか、CMSの開発してみようなど選択することが可能です。

日本で、いきなり明日から、「PHPの案件は残り2件です!早い者勝ち!」みたいなことは起きません。

 

あと、PHPのことでわからないところを調べてると、同じようにわからないところでぶつかり、「こうやって解決しました!」というページを参考に同じように解決するということがよくあります。

 

PHPの悪い点

PHPのここが・・・というところです。

デメリットとして、3つあげていきます。

 

PHPのみでは、システムは作れない

PHPの悪い点として、1つ目、PHPだけ覚えても、システムを作れません。

PHPはhtml、CSS、SQL(MySQL、Oracleなど)が少なくても使えないと、WEBシステムができません。

初心者の人でPHPから覚えたい!という人は、html、CSS、SQLを同時に覚える必要があります。

 

WEBシステムしか作れない

悪い点2つ目は、WEBのシステムの開発しかできないところです。

良い点として、WEBに特化している点をあげましたが、それは逆に悪いところでもあります。

PHPで、スマホのアプリ作りたい!と言ってもできませんので、注意が必要です。

 

自由

悪い点3つ目は、自由すぎるところです。

自由すぎるということは、チームで開発していくと、システムは動いていても、統一感のないソースコード・・・

そうなると、作ったメンバーも保守したくないと言いながらの保守は嫌ですよね。

他にも、意図しない動きをしだすシステム、その意図しない動きをする原因が不明、そして、納品に間に合わないなど、考えられる(考えたくもない)プロジェクト破綻があり得ます。

しっかりとしたチーム体制がを構成し、ルールをしっかり作れば、このような問題は出ませんが、PHPの自由な記述が可能なことで プロジェクト崩壊を招くことがあるでしょう。 

また、PHPフレームワークを使うことで、コードの書き方がある程度、統一されますので、PHPのデメリット自由すぎを緩和させることができます。

 

PHPを4年間使っての感想

カシワがPHPを4年間使ってきて、最初にPHPを習得できたことは本当に良かったことだなと感じています。

会社に入社して、2年目に本格的にPHPを勉強しましたが、最初はチンプンカンプンでした。

でも、しっかりと基礎を学んで、書いて、動かして、エラーを出しまくって、習得することができました。

人に聞いたり、ネットで調べたり、PHPのリファレンスを読み込んだりして、ようやく扱い方がわかります。

 

html、CSSはPHPを習得するよりかは、簡単です。

SQLも、難しいものは難しいですが(集約関数とかサブクエリとか)、データの抽出や、挿入、更新、削除ができるまでであれば、独学でも十分覚えることができます。

PHPを覚えることで、html、CSS、SQLができるようになれば、一気に武器が増えるので、お得と思いながら、習得していました。

 

WEBシステムは全世界の人が触るといった点から、セキュリティ的に大変で、インシデント事故が発生したり、巻き込まれたりしたこともあります。

セキュリティについて考えず、PHPのロジックは問題ないけども、特殊なことをされると個人情報を取り出せたりします。

処理を見直しても、問題なく、作った人にはなかなか気づきにくいことだったりするので、PHPのデメリットというか、WEBシステムの大変なところはありました。

問題が発生しているというのに、その答えが見つからず、「PHPのくそー」と思ったこと(八つ当たり?)もあります。

 

WEBシステムばかりで、スマホアプリも作ってみたいなと思う時もあります。

PHP一つ極めれば、生活していくには困りません。

まだまだ、PHPの知識として、身に付けられていない部分や、至らないところもあると自覚していますが、日々、自己学習も行っていき、PHPスペシャリストと言えるくらいになれたらいいなと思っています。

 

今回はここまで!

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