【おすすめ!】フリーランスSEの事前準備で年間収支シミュレート

【おすすめ!】フリーランスSEの事前準備で年間収支シミュレート

IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!

 

現在、フリーランスSEでやっていくための準備を行っている所です。

 

先日、 フリーランスSEになった後の一年間の収入と支出がどれくらいになるかシミュレートしてみました。 (実際の数は教えられませんが・・・)

やってみたところ、結果、良かったです!

 

カシワが 見積もるために事前準備したこと、シミュレートでやったこと、シミュレート後の効果 についてを紹介していきます。

これは、フリーランスSEとして活動していこうとしている人には是非おすすめしたいです。

 

1年間の収支見積もりの事前準備

まず、 収入がどれくらいになるかを自分のスキルとやりたい案件から設定 する必要があります。

Googleで「フリーランスSE 単価」と調べれば、自分の今あるスキルから、どれくらいの単価になるかを計算してくれるサイトもありますので、そこで調べてみるといいでしょう。(レバテック

 

大体、業務経験が3年以上、プログラミング経験が1年程度あって、システムが作った経験があれば、月50~60万くらいの単価になるかと思います。(言語によっても違いますので、あくまで目安です)

出てきた目安の単価より、-10万くらいの月の収入として見積もった方が良いでしょう。

収入は低めに設定しておくと、何かあって働けない時もある程度、考慮できますので。

 

もちろん、エージェントやフリーランスSEのセミナーなどに参加して、フリーランスSEについて詳しい方から「そのスキルなら、このくらいの単価になるね。」と言われた額があるのなら、その収入額で計算すると良いでしょう。

見積もる時は、謙虚に低めで設定しておくと安心です。

 

1年間の収支シミュレートでやったこと

収入の計算

カシワは、まずは収入から計算していきました。

収入は、残念ながら、案件単価分の全部が手元に来るわけではありません。

 エージェントへの紹介料や、源泉徴収料があって、残りが手取り となります。

紹介料は、基本10%で計算し、源泉徴収料も紹介料から計算した10%です。(※源泉徴収料は100万円を超えると10%ではなく、また違う計算になります。)

 

例:単価50万円の案件を1年間やった収入

50万円(案件単価) ー 5万円(紹介料10%) = 45万円(契約単価)

45万円(契約単価) ー 4.5万円(源泉徴収料) = 40.5万円(手取り)

40.5万円(手取り) × 12 = 486万円(収入)

 

支出について

支出は人それぞれ何に使っているかで変わってきます。(食費、家賃、光熱費、通信費、娯楽費、雑費などなど)

 何にどれくらい使っているかを思い出し、計算していきました。 

計算といっても、月でかかっている金額に×12して、年間の支出を出すくらいです。

 

特に大事な支出があり、フリーになると 国民健康保険料(健康保険料、国民年金)や所得税、住民税と会社員にはなかった(自分で全部支払うようになる)支出が増えます。 

この3つの支出(税金)は、よく計算すべきだと思います。(難しかったですが、ググると設定した値から計算してくれるサイトがあります。https://www.sumoviva.jp/knowledge/tax-calc/

「けっこう払うもんだな」と思いました。

前もって、調べることができて良かったです。

これらの計算の前に経費について、先に計算をしておきました。

 

経費の説明と計算

会社員を長らくやっている人は「聞いたことあるけど・・・」とか、「よく会社で申請したことあるけど、よくわからずやってたな」という人ばかりだと思います。(カシワもその一人です。)

経費とは 「仕事で必要だから使ったお金」 です。

経費で使ったお金が多ければ多いほど、納める税金の額を下げることができます。

 税金は、収入からではなく、利益から計算してきます。 

利益 = 収入 - 経費

なるべく、利益を小さくすることで、国民健康保険料、所得税、住民税を減らすことができます。

 

そして、フリーランスSEの経費ですが、カシワの場合は、数十万ほどでした。。。(低い)

家でフリーとして仕事をしていく人は家賃の半分を経費で落とせますし、経営者となりますと従業員のお給料も経費になりますので、もっと高い金額になります。

それに比べて、カシワは案件企業先へ常駐型のフリーランスSEとして、働いていく予定(最初は大抵、常駐型)ですので、 経費として計算できるものがあまりありません。 

あって、常駐先へ行く交通費、自己投資費、企業先での飲み代、雑費と、あと家賃くらいです。

家賃についてですが、按分という賃貸でプライベートと仕事で使うという場合、仕事で使った分だけ経費にできます。

例:平日の5日間は、仕事から家に帰った後、毎日3時間自己投資などを行い、それで使う賃貸のスペースは3分の1

7分の5(日) × 24分の3(時間) × 3分の1(㎡) = 約6%

家賃10万円の1年分の経費は、

10万(家賃) × 12(カ月) × 0.06 = 7.2万円

 

1年間のフリーランスSEの収支見積もりをした効果

時間は数時間かかりましたが、かなり効果がありました。(これから、出てくるであろう効果含めて)

その4つを紹介していきます。

 

今後の生活の見直しになる

 今、何に一番お金を使っていて、全部でいくら使っているんだということがわかりました。 

以外と食費を使っているから、もう少し抑えられないか?、もっと自己投資にお金を使っていけるな!など、今の生活を見直せます。

 

フリーランスSEになると大体の人が、収入UPしますので、もっと家賃の高いとこに住むことも可能でしょう。

どれくらいまでなら、家賃を支払えるかがわかり、より夢が広がります。

 

フリーになった後をイメージしやすくなる

 一年間の収支シミュレートするのに、色々なことを情報取集していたので、フリーランスSEになった後のイメージがよりできました。 

 

こういう家に引っ越して、朝が少し遅い案件にして、優雅な通勤、休日は勉強したり、おいしいものを食べに行ったり、でも、フリーだから事務作業もやらなければなど、なんとなくですがイメージすることができました。

 

やる気が出る

1年間の収支がわかって、もっと自由に使える金額もわかります。

第一の感想が「SUGEEEE!」でしたね。

思わず、にやけますね。

収入を少し安く見積もったり、支出を多めに算出したりしたので、うまく一年間働き続ければ、もっと自由に使えるお金が増えるはずです。

この シミュレートした以上の収支にするためにより努力しよう、もっと勉強しようとやる気がすごく出ました。 

 

マネーリテラシーの勉強になる

 経費の意味や、フリーランスになるとどんな税金が増えるか全くわかっていません でしたが、こうして、少し記事をかけるレベルになりました。

実際になってから、覚えるよりも圧倒的に事前準備として、マネーリテラシーは勉強しておいた方が良いことだと思いますし、一つの知識として持っているだけでも心の余裕になる気がします。

フリーランスになるスタート地点に立てたような気になります。

 

まとめ・感想

会社員で働いている人は、フリーランスとなるとがらりと収入と支出が変わります。

 フリーランスSEになってからの1年間の自分の収支を算出しておくことは「自分の気を高める」ためにも、ほんと大事なこと だったなと感じます。

やる前は「先のことなんてわからないし、めんどくさいし、後で良いや。」と思ってましたが、早くやるだけいいです。

やり始めると楽しくなって止まらなくなってきますので、最初のやり始めが肝心です。

現在の倍近くになるであろう収入(わくわくが止まらなくなる)から、算出し始めるといいです。

 

人それぞれ、スキルややりたい案件によって収入は変わってきますので、ネットから大体の金額を設定すると良いでしょう。

支出についても、人それぞれ違いますが、特に経費の計算と、国民健康保険料、所得税、住民税の税金の計算は重要です。

 

フリーランスSEになった後の自分の収支がわかるだけでなく、他にも効果があります。

フリーランスSEになった後、年間収支シミュレーション効果

・今後の生活の見直しになる

・フリーになった後をイメージしやすくなる

・やる気が出る

・マネーリテラシーの勉強になる

 

カシワは、フリーランスSEになった後の年間収支シミュレーションをしてみて、「本当にこうなったら、すげーな!」と目をキラキラさせてました。

フリーランスSEとして働き始めたら、全然うまくいかずに、シミュレーションより厳しい現実になる可能性もあり得ます。

そういうことにならないようにこのシミュレーションよりも、 「もっと上を目指してやる」という気持ちになり、より「やってやるぞ」という気持ちになりました。 

このシミュレーションが最低ラインの目標になりました。

 

これから、フリーランスSEになりたいと考えている人は、プログラミングの勉強も大事ですが、一回、置いておいて、収支シミュレーションをおすすめします。

その後のプログラミングの勉強がよりはかどりますよ。

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