IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!
「もうこの会社にいられない!」、「新しい仕事をしてみたい!」
と転職を考えている人も大勢いることでしょう。
でも、その転職は本当に大丈夫でしょうか?
自分自身、「本当に転職して失敗しないのだろう?」と悩んでいる人もいることでしょう。
カシワが思う、 「さすがにこういう人はまだ転職はやめといた方がいいぞ」という4パターンの人 を紹介していきます。
新卒一年目
よく聞く話かもしれませんが、新卒一年目の転職は相当難しいです。。。
社会人3年目までの転職は第二新卒として、採用している企業もありますので、優遇はされます。(若さは市場価値が高いということ)
しかし、採用する企業も、面接で最初の会社を辞めて、転職してくる理由を聞いてきます。
自分の熱意や面接企業に入った後の輝かしいビジョンをどれだけ語ったとしても、「会社に入って1年もいられなかったじゃん」という目で見られるので、 新卒として採用された時よりも圧倒的不利 です。
そして、 内定を取って、入社したとしても、前の会社よりも、給料が上がることはほとんどなく、同等か下がります。
カシワも、入社1年目の時は辞めようとまでは思いませんでしたが、仕事が与えられず、月の3分の2は資格の勉強とかただ椅子に座ってただけという日がけっこうありました。
同期は仕事を一生懸命やっているのに自分だけ何も仕事をしていない、他の社員はみんな仕事をしているのに自分だけ何も仕事をしていないと思いながら会社にいた時期もありました。
「社会人としてこれくらいの苦痛は当たり前だ」と思いながら出社していました。(辛かったですが。。。)
どうしても、 我慢できないこと(暴力、パワハラ、人間関係、ストレスで仕事ができない体になるなど)があるなら、転職はすべき です。
我慢できたり、上司に相談することで解決できそうなことであれば、転職はせず、その会社にいるべきです。
外部から見たら、 「あなたは忍耐力がなく、逃げ癖がある」と思われるようなキャリアは残したくありませんよね。
とりあえず、3年は頑張ってみましょう。
現在案件対応中の人
プロジェクトのメンバーとして、プロジェクトを進めているのであれば、転職活動はまだすべきではありません。
プロジェクトが完了したからといって、すぐに転職するのもやめた方が良いです。
まだ、安定稼働とはいかないはずですので、転職活動中にトラブルが発生する可能性も十分あり得ます。
面接中に会社から至急の電話が来たら、転職活動に集中できません。
また、トラブルが発生する可能性があるのに転職で退職することが決まったら、残されたメンバーと険悪な雰囲気になってしまうかもしれません。
円満退社のため、引継ぎ作業をスムーズにするためにも、プロジェクトが安定する時を見計らって転職をすべきです。
カシワの経験談として、プロジェクト中にプログラマーが一人辞めてしまい、引き継がれた人とそのメンバーが苦しい思いをしているところを見たことがあります。(当事者ではありませんでした。)
実装が終わった段階で辞めてしまい、結合テスト、総合テストでかなりのバグが出て、みんなで徹夜して修正やテストをやった経験があります。(カシワはテストをしていました。)
コーディングチームは毎晩遅くまでの残業、徹夜をしていました。
流石にそこまでへとへとになってしまうと辞めた人の悪口を言いながら、夜通し作業をしていました。
スペシャリストの中途採用がメインの業界への転職をしたい人
「IT業界は向いていない!以前から興味のあった業界へ行きたい!」と 他の業界への転職活動を始めたい人は要注意です。
希望の業界は未経験は募集しておらず、その業界のスペシャリストをメインで採用する業界かもしれません。
内定が出ずに、厳しい転職活動となる可能性が高いです。
内定が出たとしても、経験がないということから、給料が前職よりも低くなってしまう可能性も高いです。
給料よりも、自分のやりたかったことのためというのであれば、未経験のハードルが高い異業界への転職も良いかもしれません。
異業界への転職は20代までと言われています。
30代になってから、新しい業界の経験がないと厳しいようです。
IT業界は、人手不足であるため、未経験の人も採用している企業は多くあります。
自分の市場価値を高めるためにも、良い業界だなと思っています。
逆にIT業界で働いている人が全く別の業界で別の業種に転職するのはもったいないなと思います。
IT業界から違う業界への転職を希望している人はよく考えた方がいい です。
とりあえず、転職してみたい人
今の会社も悪くない、これといってやってみたい仕事もないけど、転職してみたいなという人はもう少し考え直した方が良いです。転職はキャリアアップや、新たに挑戦してみたい仕事がある人にとって、転職後は充実したものになる可能性が高いです。
なんとなく、転職する人は転職後、後悔してまた別のとこへと転職を繰り返してしまう可能性が高いです。
転職を考えている人で、 「飽き性」、「周りのことを気にして良く見えてしまう」、「自分と転職先の問題点を把握できない」という人 は、なんとなく転職したいだけかもしれないと、よく考えてみましょう。
転職先の会社の自分の働いている姿、今の会社と希望転職先の比較、今の会社の問題点と解決法などよく考えて、本当に転職が最善かを判断すべきです。
まとめ
転職は、自分の人生において、一つの大きなターニングポイントとなるでしょう。
転職したことで、人生が豊かになり成功した、もしくは、転職したけど失敗だったとどちらに転んでも、大きな出来事 になります。転職する人はみんな、前者の人生を豊かにしたいと思うはずです。
転職に失敗して後悔する可能性が高い人4パターンです。
新卒一年目
現在案件対応中の人
スペシャリストの中途採用がメインの業界への転職をしたい人
とりあえず、転職してみたい人
この4パターンに当てはまり、今の会社が嫌だと思っている人は、誰かに相談することで解決できたり、冷静に考えて何か対策する方法があって、転職の必要がないかもと気付くかもしれません。
転職は高いリスクがあると思っています。
転職したけど前職と変わらない、前職と違う問題が多数あって転職失敗、前職に戻りたいなどがありえるでしょう。
そのリスクがあるとわかっていて、これからのキャリアを考え、何か変えてみようと努力することは素晴らしいと思います。
ただ、 転職の時期や、転職する希望先はよく考えてから です。
今回は以上!