IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!
カシワは、転職エージェントを使って、転職先として希望した企業への応募は全てエージェントを通してやっていきました。
転職活動を始める前の情報収集で、気になる企業のHPから、「中途採用」というページがあり、そこに応募案内(採用担当へのメールや、電話、必要書類の郵便など)があったHPを何度も見かけました。
カシワも、いくつか大きい会社のHPを見て、「転職エージェントを使わなくても、転職活動もできそうだな」と思ったこともありました。
カシワは一度も、直接応募で活動したことはありませんでしたが、個人的にはそれで正解だったと思います。
中には、転職活動でエージェントには、頼らん!と考えている人や、転職エージェントを利用しようか迷っている人もいるかと思います。
企業HPの採用案内ページから直接応募するのと、転職エージェントを使って応募するそれぞれのメリットの違いから、個人個人どちらのやり方が良いかを考えて、「この方法で!」と決めるのが良いと思います。転職活動の前準備として、自分に合うやり方を決めていくことは重要です。
直接応募のメリット
直接応募のメリットについて紹介していきます。
熱意が伝わりやすい
直接の応募ですと、やはり一番は熱意が企業側に伝わりやすい ことですね。企業からしたら、自分の企業のホームページからたどって、応募をしてきていますので、ある程度は企業内容や、企業理念のページを見てくれていることが考えられます。
かなりの企業がある中で、「ちゃんとうちの企業のホームページを見てくれた」という、プラス材料として受け止めてくれます。
それだけ、うちの企業への志望度が高いととらえることができます。
一方の転職エージェントと熱意について比べますと、転職エージェントはエージェントがおすすめした一社であり、「本当にうちが第一志望?他の企業も色々受けている中の一社でしょ?」と思われてしまう傾向にあります。
やはり、 直接応募してきてくれたという熱意 、 エージェントを使う方が負担も少ないのに直接応募してきてくれたという熱意 が伝わりやすいでしょう。
企業側もコストが少なくすむので嬉しい
応募を出している企業は、転職エージェントや、ハローワーク、転職サイト、企業ホームページなどに中途採用の応募を告知します。
転職エージェントやハローワーク、転職サイトは、応募を掲載するのにかなりのお金がかかります。
転職エージェントの場合ですと、企業は内定を出した後、紹介手数料として年収の30%程度をエージェントに支払わなければなりません。年収400万の人を採用したら、120万をエージェントに支払う必要があります。
企業としても、痛手です。
採用コストを抑えようとしたとき、明らかに直接応募の人を選ぶでしょう。
そこに先ほど紹介した熱意が加われば、転職エージェントからの応募者よりも1手以上先を行っています。
間を挟まないので楽
どちらかというと企業側が嬉しいことになることですが、 直接やり取りができるので煩わしくないと思う企業も多くいらっしゃるようです。
転職エージェントを挟むので、面接の日程調整や、合否の判定をできるので早いですし、応募者の反応を直接見ることもできます。
応募者側も、素早く、丁寧に受け答えをすることで良い印象を与えることができたりします。
転職エージェント経由での応募のメリット
次に転職エージェントから応募することのメリットについて紹介していきます。
エージェントのおすすめで応募できる
転職エージェントへ申し込みし、面談日を決めて、キャリアアドバイザーと希望職種や、希望の年収、希望の業務内容などを決めていきます。
面談の情報から、キャリアアドバイザーの方がおすすめの転職先を紹介してくれます。それも、数十社と持ってきてくれて、その後、エージェント専用ページに随時紹介してくれます。
その紹介してくれた求人票には、会社の規模や、業務内容、求めている人材、企業理念の情報が載っており、自分の希望に近い転職先に応募できる可能性が高いです。
また、求人票について、より深く知りたいと思ったら、転職エージェントを介して、質問して回答をもらえます。
転職エージェントを利用する方が、 自分の志望していた企業へ転職できる可能性が高く、キャリアアドバイザーのおすすめというところから、応募しやすいです。
エージェントの専用ページから応募できるので楽
カシワも、転職エージェントを利用していて、これが本当に良かったです。
登録した転職エージェントから、転職者のページへログインし、面談の内容からマッチする求人票を掲載してあります。
その求人票を見て、「とりあえず、選考を受けてみたい!」と思えば、 エントリーボタンをクリックすれば、エージェントの方で選考を進めてくれます。
最初は大体、エントリーシートを送って、書類選考となりますが、それも全部エージェントがやってくれます。
書類選考が通れば、次の1次面接の日程調整を行うのですが、エージェントが連絡の受け渡しをしてくれますので、負担は直接応募するよりもだいぶ低いです。企業から面接日の候補がエージェントの専用ページに送られてきますので、そこで転職エージェントに対して回答すればいいので、変に敬語を使うこともなく、気軽に自分のタイミングで回答ができます。
非掲載の応募企業へも応募できる
中途採用をしている企業でも、自分のホームページや転職サイトへの掲載もなく、転職エージェントにだけ掲載している企業もあります。
いわゆる、非公開求人を多く持っています。
企業側も、今、採用活動をしていると企業戦略上、表立って言うことができず、転職エージェントにだけ応募しているというケースの求人です。
そういう、 非公開求人はけっこうな給与や特別な業務内容などハイグレードな求人が多い とのことです。
転職エージェントに紹介してもらった企業で満足いくものがなければ、非公開求人の応募を見てみることができるかもしれません。
まとめ
自分一人で直接応募するパターンのメリットと、転職エージェントを利用して応募するパターンのメリットを紹介しましたが、どうでしょうか?
それぞれのメリットがあります。
まずは、直接応募のメリットの3つです。
・熱意が伝わりやすい
・企業側もコストが少なくすむので嬉しい
・間を挟まないので楽
続いて、転職エージェントを利用しての応募のメリット3つです。
・エージェントのおすすめで応募できる
・エージェントの専用ページから応募できるので楽
・非掲載の応募企業へも応募できる
このように見ると、直接応募のメリットの方が企業が得しているところから、内定をもらいやすいイメージがあるかと思います。
そして、転職エージェントを利用する方が転職する人の負担が少なく、転職先のミスマッチを減らせることができます。
一番の違いは、転職エージェントを利用する方が断然、負担が少ないところです。
直接応募の場合でスト、エントリーシートを作成して自分で送る、面接の日程調整の連絡を直接行う、内定が決まったら入社の予定日を自分で決めて連絡・調整、年収の交渉も行う必要もあります。
熱意を伝えやすいのが直接応募の魅力でもありますが、入社までの負担を考えますと大変です。
これを複数社を並列してやることとなりますので、ちゃんと自分のスケジュールを管理できないとダブルブッキングしてしまった・・・なんてことも考えられます。
一人一人考え方は違うので、どっちが良いのか悪いのかは言い切れませんが、 自分に合うやり方で行う転職活動を行っていくのが一番いいです。
カシワの個人的な意見としては、使えるものは使って、より確実な転職活動の方がいいです。
あと、転職エージェントを利用した方がプロの人の意見も聞けるし、気分的にも楽に転職活動ができたのがよかったですね。