【IT業務】WEB系の良いところ・大変なところ

【IT業務】WEB系の良いところ・大変なところ

IT系WEB関連業務をしている20代半ばのカシワです!

 

色々、ネット見たり、SNS見ていたりすると、WEB系の需要が結構あるようで、まだまだ伸びる分野でもあるなと思っています。

カシワが社会人になって5年目であり、WEB系で仕事を4年間行ってきているのですが、良いところ・大変なところを色々と経験しました。

その経験を踏まえて、 WEB系の良いところと大変なところ を紹介していきたいと思います。

 

これから、IT業界に新たに入って、WEB系の仕事をしていくという人たちに「こんな良いとこがあるよ。大変なとこがあるよ。」と、先人のカシワが伝えてみたいと思います。

長らく、WEB系で仕事をしている人にも、何か参考にしてもらえればと思います。

 

WEB系の良いところ

実際にWEB系で働いているカシワが経験して感じた良いところを紹介していきます。

中には、「そんなことはない!」と思う人もいるかもしれませんが、そこは人それぞれ一個人の意見としてみていただけたらと思います。

 

対世界というスケールの大きい業務

WEB系の対象となる相手は「世界」です!

ネット環境がある全世界の人が自社サービスのWEBサイト、自社パッケージから作られたお客さんのWEBサイトに訪れてきます。

英語版対応のページ作成だったり、中国版対応のページ作成といった ワールドワイドな対応 をすることもあります。(カシワはまだオンリージャパンですが。)

その 地域に合わせたサイト作り であったり、 サイトによく来る対象の人(ペルソナ)を考えたサイト作り をすることもあるでしょう。

 

仕掛けを考える人も、その仕掛けを作る人も全国・全世界から訪れることを考えながらサイトを作るので、その分、 刺激があり、幅広い考え、技術を身に着けることが可能 です。

いわゆる、サイトのコンセプトを考え、どういったサイト、システムを作るかを決めて、実装していくのです。

 

進化し続ける技術

「WEB系の技術は日に日に進歩している」といったことをよく聞くかもしれません。

確かに新しい技術が出ているようですね。

自社ECパッケージの改修をしたお客さんのECサイトに「この技術を入れられないか?」とよく問い合わせが来ていました。

見ても最初は「???とりあえず、調べてみます。」で、調べてみると「こんな技術があるのか!」と驚くような技術がたくさんありました。

 

よく、「毎日、新しい技術の勉強をしていかないとWEB系は特にやっていけないのでしょう?」というものを見かけますが、カシワは そこまで新しい技術を自ら勉強したことはありません。 

保守・運用をしていると、お客さんから先ほどの例のように新しい技術を取り入れたいからと、その技術の勉強をすることはよくありました。

 仕事として必要になった時、「この技術、知らない・・・」となったら、勉強をするくらいで良いと思います。 

世の中、大量にある情報すべてを勉強しても、知識は付くかもしれませんが、それを仕事の中で使う機会がどれだけあるかということです。

仕事で使う分だけで十分だと思います。

 

 新しい技術を仕事で使う時、その技術を調べて動かしてみて、ようやく動いたとき一種の快感を得ることができます。 

好奇心旺盛で、ある程度のドMの人はWEB系は合うと思います。(カシワのように)

 

自分の作ったシステムが全世界で動いている感覚

 自分が実装した部分のシステムが全世界で動いており、使ってもらっているという感覚を肌で感じることができます。 

カシワも、ECサイトのある機能を作って、本番にリリースされ、その機能が動いているとかなりの満足感が得られます。

「自分で作った機能が正しく動作して、ちゃんとした受注データが出来てるよ(^^♪」と、自分で購入してデータを見て、やったーと喜んだということをしたことがありました。

本番環境にリリースされて、ちゃんと動くものができたという成功経験や感覚は大切だと思います。

 

もし、自分が作った機能がバグってて、リリースしてしまったら、ユーザーからのクレームになってしまい、信頼が落ちてしまいますし、自分の自信も失ってしまいます。

全世界の人が触るという意識があれば、テストを「これでもか!」というくらいやりますし、より満足のいく物を作りたくなるものです。

 WEB系は大きな責任感や刺激があり、ちゃんと動作するシステムが作ることができた時、これ以上にない満足感が得られます。 

 

WEB系の大変なところ

良いところもありますが、その分大変なところもあります。

カシワが感じているWEB系の大変なところを紹介していきます。

 

いろんな人が触れることのできるシステム

WEB系の仕事をしていて、カシワが感じる一番の大変なところは 悪さができる技術を持った人も触れることができる点 です。

全世界の人が訪れるということは、中には、高い技術力を持ち、それを悪用して、WEBサイトにいろんなことをしてくる人もいます。

・同ページへの1秒に20回以上というアクセス → プロセス過多でサーバーダウン

・会員登録フォームからの怪しい登録 → 個人情報を盗もうとしている

・クレジットカード支払い画面での総当たり攻撃 → 与信が取れる(使える)クレジット番号を見つけている(例のPayPayの事件)

などなど。

 

WEB系で何か起きた時、相当でかい問題になりやすいです。

・サイトが止まってしまうと、その間、訪れてきた人は、「あれ??」となり、クレーム、そのままお客さんが離れてしまう。

・お客さんの個人情報が盗られてしまい、それを悪用され、何十億・何百億という損害、業務停止命令。

 

「ちょっと失敗しちゃった(;^ω^)」からでは済まされないこともあります。

「簡単に作れる機能じゃん」と作ったけど、脆弱な部分があって、そこを狙われて、重大なインシデントになることもあります。

WEB系で仕事をしていく上で、 最悪のケースを想定し、チーム一丸緊張感をもってシステムを作る必要があります。 

 

保守が難しい・厳しい・辛い

WEB系のシステムは基本24時間365日動いていることが当たり前でありますが、システムなので急に止まってしまうことはあります。

 止まった時の調査は原因が多岐にわたっている可能性が高く難しい です。

何より、現状サイトやサービスが止まっている状態なので、焦りというものがあります。

その原因がリリースの失敗とかでわかりやすいものであればまだいいのですが、大体がすぐに原因究明できるものではありません。

考えられる原因として、ユーザーの攻撃なのか、決まった時間に起動する処理(バッチ処理)なのか、サーバー機器の問題なのか、ネットワークの問題なのかなど考えられる問題はいくつもあります。

 

システムを保守する人は止まった時、すぐに復旧させるために呼び出されることもあります。

カシワも昔、休みの日に「サイトが止まっている」からと呼び出され、調査して復旧させた経験があります。

保守体制がちゃんとしていなかったということもありますが。。。

 一秒でも早く復旧する必要があるのが、WEBシステムです。 

WEB系の保守の仕事して辛いところです。

 

本番へのリリースがプレッシャー

できた機能を本番環境へリリースは、WEB系に限らず失敗許されまじだと思いますが、特にWEB系は リリース失敗したときのインパクトが大きい です。

上述しましたようにサイトが止まることは、言語道断というのにそれが人為ミスとなると、WEB屋は一気に信用を失います。

 

カシワ話しですが、リリースミスや本番環境での調査中のミスで、2回ほどサイトを止めてしまった経験があります。。。

サイトが止まった時、椅子に座っておりましたので、お尻から下の感覚がなくなり、背中から急に汗がだらだら噴き出したことをよく覚えています。

すぐに戻したので、大ごとにはなっていませんが、あの経験はもう2度としたくありません。(もうすでに2回していますが。。。)

 

 リリースするときの準備(リリース手順書やリリースするファイルにミスがないかの事前確認)、リリース時の体制など細心の注意を払う必要があります。 

 

まとめ

WEB業界でまだ5年目ですが、良いところ、大変なところを多少経験してきました。

WEB系の良いところ

・対世界というスケールの大きい業務

・進化し続ける技術

・自分の作ったシステムが全世界で動いている感覚

 

WEB系の大変なところ

・いろんな人が触れることのできるシステム

・保守が難しい・厳しい・辛い

・本番へのリリースがプレッシャー

 

これから、WEB業界で働くという人は、なんとなくイメージをしてもらえましたか?

 世界中の人が触れるものを作るという感覚 を忘れずに半端な物は作らないように心がけてほしいです。

あと、 システムに何か異常があった時のインパクトが大きいという感覚 も持っておいてもらいたいです。

この2つの感覚を頭の隅に置いてもらい、好奇心が強く、最後まで諦めない人なら、WEB業界で十分やっていけると思います。

 

この辺で、以上!

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